5000件以上のスウェーデンのウェブサイトが、トルコのハッカーから攻撃を受けたとAPが報じた。犯行は、スウェーデンの新聞が、預言者ムハンマドの顔をした犬の風刺画を掲載したことに怒ったトルコ人によるものだとみられている。攻撃対象となったのは、サーバのプロバイダであるProinetがホスティングする約1600件のウェブサイトだ。他にも社名は発表されていないが、別のプロバイダがターゲットとなっていて、3800件のサイトが被害に遭った。事件を受けて、Proinetのスポークスマン、チェーティル・ジェンセンは、10月7日、ハッカーはトルコのサーバから活動を行っていると発表。さらに正規のファイルの代わりにメッセージをポスティングしていたと話している。また、スウェーデンの通信社、TTは、子ども向け漫画Bamse(バムセ)のウェブサイトも、イスラム教の預言者が侮辱されたという内容のメッセージに差し替えられていたと報じている。バムセはテーマパークまであり、スウェーデン人に大人気の漫画だ。風刺画を載せたのは…【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】──※ この記事は Scan購読会員向け記事をダイジェスト掲載しました購読会員登録案内 http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?w02_ssw