株式会社シマンテックは10月9日、「シマンテック月例スパムレポート」10月号を発表した。発表によると、9月のSMTP層における全送信メッセージの中のスパムの割合が70%に達した。なお、全スパムにおける画像スパムが占める割合は7%となり、8月の10%よりさらに減少している。また、テキストとHTMLベースの攻撃が活発化している。その手法には、スパム攻撃者からの求人メールや、誰もが知っている企業ブランドに関連付けて、再利用したURLを文中に含める手法が確認された。GeocitiesのURLを利用したスパムが多様化したほか、JavaScriptによってURLを難読化させる手法、eBayから配信されたように偽る中国製電気製品スパムなども発見されている。http://www.symantec.com/ja/jp/