沖電気工業株式会社(OKI)は9月25日、比較的小規模なZigBeeセンサネットワークにおいて、セキュリティを強化した「ZigBee認証管理技術」を開発したと発表した。ZigBeeセンサネットワークは、低価格マイコンでも動作する共通鍵暗号を採用しており、今後家庭内でデジタル情報家電ネットワークなどでの普及が見込まれているもの。それゆえに、家庭内でのZigBeeセンサネットワークの利用にあたって、専門知識を持たなくとも簡単かつ安全に設置、管理できるかが課題となっている。OKIはこれを解決すべく、セキュリティ通信を行うのに必要な鍵情報の設定・更新を安全に行い、正当な無線ノードにデータを安全に配送できる技術を開発した。なお、同技術の応用例を10月開催の「CEATEC JAPAN 2007」に出展予定だ。http://www.oki.com/jp/press/2007/09/z07086.html