キヤノンシステムソリューソンズ株式会社は、2007年8月の月間マルウェアランキング結果を発表した。このランキングは、マルウェアレポーティングシステム「ThreatSense.Net」の開発元であるEsetによるもの。結果によると、ランキングの1位は「Win32/Obfuscated（トロイの木馬）」で全体の7.58％を占めた。以下、2位は「Win32/Agent（ワーム：3.40％）」、3位は「Win32/TrojanDownloader.Ani.gen（トロイの木馬：2.90％）」、4位は「Win32/Agent.ARK（トロイの木馬：2.33％）」、5位は「Win32/Adware.Virtumonde（アドウェア：2.20％）」となっている。同社では、現在最も広範囲に感染を広げているのは、ほかとは違う機能と特徴を備えたマルウェアであり、そして多くの場合、これらのマルウェアにはいくつかの（場合によっては多数の）亜種が存在する。こうしたことから、今日のアンチウイルスソリューションには、定義ファイルの更新頻度が高いことに加えて、NOD32が備えているような、日々出現する新しい未知の脅威を検出できるプロアクティブな検出機能が求められているとしている。キヤノンシステムソリューソンズ：2007年8月の月間マルウェアランキング結果発表http://canon-sol.jp/product/nd/info/malware0708.html
