株式会社Kaspersky Labs Japanは、2007年8月のウイルスTOP20およびオンラインスキャナTOP20を発表した。ウイルスでは、前回に新規参入したウイルスが勢力を弱めると同時に、古参の「NetSky.q」が復活して8月のランキング首位となっている。このウイルスは発生してから3年半経つが、活動範囲を全く狭めておらず、アンチウイルスベンダも対応に苦慮しているという。オンラインスキャナでは、全体的には8月はここ数ヶ月と比較すると変化が少なかったとしている。新たにランクインした悪意ある(または不要な)プログラムは4つだけで、これらがTOP20の全体に占める割合は非常に小さくなっている。たとえば7月に首位となった「Dialer.cj」が9%を占めていたのに対し、8月のトップである「Packed.Win32.PolyCrypt.b」はわずか2%に過ぎなかった。http://www.kaspersky.co.jp/news?id=207578602http://www.kaspersky.co.jp/news?id=207578603