JPCERT/CCは8月23日、TCP 5168ポートへのスキャンが8月22日より増加していることを、インターネット定点観測システム(ISDAS)において確認したと発表した。これらのスキャンの原因は特定できていないとしながらも、先日SecurityPatch が公開されたTrend Micro 社「ServerProtect」の脆弱性を狙った攻撃の可能性があるとしている。JPCERT/CCでは対策として、Trend Micro ServerProtect for Windows/NetWare 5.xを利用している場合は、SecurityPatchの適用を実行すること、またウイルスに感染した場合の二次被害を防ぐために、内部から外部のTCP 5168ポート宛のパケットを制限するよう呼びかけている。JPCERT/CC:TCP 5168番ポートへのスキャン増加に関する注意喚起 http://www.jpcert.or.jp/at/2007/at070019.txt