海賊版販売の男性を逮捕、3つの口座の活用で身元の隠蔽工作 | ScanNetSecurity
2024.04.25(木)

海賊版販売の男性を逮捕、3つの口座の活用で身元の隠蔽工作

ACCS(社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会)によると、岩手県警生活環境課と千厩署は7月5日、ヤフーオークションやメールを通じ、権利者に無断で複製したコンピュータソフトを販売していた大阪府柏原市の無職男性(34歳)を、著作権法違反の疑いで逮捕した。男

製品・サービス・業界動向 業界動向
ACCS(社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会)によると、岩手県警生活環境課と千厩署は7月5日、ヤフーオークションやメールを通じ、権利者に無断で複製したコンピュータソフトを販売していた大阪府柏原市の無職男性(34歳)を、著作権法違反の疑いで逮捕した。男性は平成19年4月頃、弥生株式会社が著作権を有する「弥生会計07プロフェッショナル」を無断で複製したCD-R1枚を、岩手県の男性に対し4,500円で販売していた。

警察の調べによると、男性は1年以上前からこれまでに約500人に対して海賊版を販売しており、月20〜40万円を売り上げていた。またこの男性は、海賊版販売のために複数の他人名義の口座を用意していた。男性は、顧客から金を振り込ませるための口座Aから、別の口座Bに売上金を移動し、さらに口座Bから本人名義の口座に振り込む方法で、身元が分からないよう工作を行っていた。

ACCS
http://www2.accsjp.or.jp/
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×