2007年6月の「ウイルス傾向レポート」を発表(ソフォス) | ScanNetSecurity
2024.04.24(水)

2007年6月の「ウイルス傾向レポート」を発表(ソフォス)

ソフォス株式会社は7月2日、2007年6月のWebベースおよびメールベースのコンピュータウイルスそれぞれの報告数をまとめた「Webウイルストップ10」および「メールウイルストップ10」を発表した。発表によると、Webベースの脅威が大きく増加していることが確認されている。

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ソフォス株式会社は7月2日、2007年6月のWebベースおよびメールベースのコンピュータウイルスそれぞれの報告数をまとめた「Webウイルストップ10」および「メールウイルストップ10」を発表した。発表によると、Webベースの脅威が大きく増加していることが確認されている。同社が6月中に検知した感染Webサイトの件数は1日平均29,700件にのぼっているが、そのうちの80%以上は正規のサイトがハッキングされたものだという。Webメールウイルストップ10のベスト3は「Mal/Iframe」が64.0%で1位、「Mal/ObfJS」が10.1%で2位、「Troj/Psyme」が3.8%で3位。

トップ10メールウイルスのベスト3は「W32/Netsky」が31.4%で1位、「W32/Mytob」が20.9%で2位、「Mal/Iframe」が10.9%で3位となったメールウイルスのチャートでもIframeが3位にランクしており、WebウイルスがWebだけでなくHTMLメールによっても感染を広げていることが確認されている。なお、マルウェアに感染したWebサイトをホスティングしている国別ランキングは、1位が59.3%で中国(香港を含む)、2位が23.9%でアメリカ、3位が3.6%でロシアとなっている。

http://www.sophos.co.jp
《ScanNetSecurity》

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