東日本電信電話株式会社(NTT東日本)および西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は6月22日、引込区間に無線を利用したインターネット接続サービス用宅内無線装置のAC電源アダプタの不具合により、まれに発熱により電源が供給できなくなる事象が発生することが判明したと発表した。対象となる機器はAC電源アダプタ「NBG-299A」で、NTT東日本の「Bフレッツ ワイヤレスアクセスタイプ」あるいはNTT西日本の「Bフレッツ ワイヤレスタイプ・ワイヤレスファミリータイプ」で利用されている。なお、AC電源アダプタの底面に「NBG-299A」と印刷されたシールが貼付されている。対象台数はNTT東日本で179台、NTT西日本で2,623台だという。原因は、製造工程の誤りによりAC電源アダプタ内の一部の部品の劣化が進行したためとしており、発火の恐れはないが該当箇所に直接触れた場合はやけどする可能性がある。同社ではユーザに早急に書面もしくは電話によりお詫びし、説明を行なうとともに、無償交換するとしている。また今後、同様の不具合を発生させぬよう、製品の品質を向上すべく評価・検査体制を強化するなどの再発防止に取り組むという。NTT東日本:お客さま引込区間に無線を利用したインターネット接続サービス対応機器のAC電源アダプタにおける不具合及びお客さまへの対応について http://www.ntt-east.co.jp/release/0706/070622b.htmlNTT西日本:お客さま引込区間に無線を利用したインターネット接続サービス対応機器のAC電源アダプタにおける不具合及びお客さまへの対応について http://www.ntt-west.co.jp/news/0706/070622a.html