セイコーエプソン株式会社は6月14日、社内のセキュアな印刷環境を実現する新商品として、印刷管理ソフトウェア「Offirio SynergyWare PrintDirector」、Active Directoryと連携した認証印刷システムを実現する「Offirio SynergyWare 認証プロキシ」の2製品をエプソン販売を通じて、7月下旬より順次発売すると発表した。あわせて、エプソン販売は、生体認証印刷を実現する指静脈認証装置とシンクライアント環境での認証印刷を実現するシステムを8月上旬より順次発売する予定。Offirio SynergyWare PrintDirectorは、オフィスに配置されたプリンタの消耗品状況やユーザーごとの印刷枚数の管理だけでなく、いつ・誰が・何を印刷したかを印刷履歴として管理することができる印刷管理ソフト。複数のオフィリオプリンタ及びオフィリオ複合機をネットワーク上で一元管理し、プリンタ利用者からの印刷ログを自動収集できるため、不正印刷の抑止や印刷物による情報流失を抑止するのに有効。Offirio SynergyWare 認証プロキシは、オプションのネットワークI/Fカード「PRIFNW7S」と認証印刷用ソフトウェア「EpsonNet ID Print」とを組み合わせることで、Active Directoryなどで従業員情報の一元管理を行っている企業システムと連携し、プリンタでの認証時にActive Directory認証を実現するもの。個人情報や経営資料などの重要機密情報が他の印刷物に紛れ込んだり、他人との取り間違いを抑止することができる。価格はPrintDirector、認証プロキシともに157,500円。PrintDirectorは8月上旬、認証プロキシは7月上旬より発売予定。http://www.epson.jp/osirase/2007/070614.htm