量子暗号鍵を200kmの光ファイバー上で配送に成功(NTT他) | ScanNetSecurity
2024.04.25(木)

量子暗号鍵を200kmの光ファイバー上で配送に成功(NTT他)

日本電信電話株式会社(NTT)、国立情報学研究所(NII)スタンフォード分室および、National Institute of Standards and Technology(NIST)は共同開発において、量子暗号鍵を世界最長200kmの光ファイバー上での配送を実現したと発表した。現在、一般に使われている公開

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日本電信電話株式会社(NTT)、国立情報学研究所(NII)スタンフォード分室および、National Institute of Standards and Technology(NIST)は共同開発において、量子暗号鍵を世界最長200kmの光ファイバー上での配送を実現したと発表した。現在、一般に使われている公開鍵方式の暗号システムは、現在のパソコン能力では暗号解読に膨大な時間がかかるが、将来、コンピュータの能力が向上すると解読される可能性があった。

そこで次世代暗号技術として「量子暗号」が注目されている。これまで量子鍵配送実験では、伝送距離は100km程度/鍵生成率は最大166bpsであったが、今回NTT、NIIスタンフォード分室、NISTでは世界最速の10GHzクロック周波数の量子暗号システムを開発し、世界最長となる200kmの光ファイバー上で配送することに成功した。

http://www.ntt.co.jp/news/news07/0705/070531a.html
《ScanNetSecurity》

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