「Googleで検索した際、10ページに1ページ分はウィルスなどの悪質なコードを含む」と5月11日のBBCニュースが、衝撃的な調査結果を報告。ユーザーへの警戒を呼びかけている。ウェブサイトの1割は悪質なコードが仕掛けられているというものだ。これはGoogleが10億単位の件数のウェブサイトを調査した結果で、さらに、そのうち450万件を「徹底的」に調べている。その上で、450万件のサイトのうち、45万件はいわゆる「ドライブバイ・ダウンロード」を行うものだったと発表している。この「ドライブバイ・ダウンロード」は、例えばシマンテックでは、「ユーザーの知らないうちに、ユーザーの介入も許可も受けずにプログラムをダウンロード。ユーザーのシステムにインストールしてしまうプロセス」と説明している。最近特に、この「ドライブバイ・ダウンロード」は、コンピュータを感染させて、重要情報を盗む方法として一般的になりつつある。そして、ユーザーにマルウェアを感染させるためにソーシャルエンジニアリングの手法を用いている。よくあるのが…【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】──(この記事には続きがあります。続きはScan本誌をご覧ください)http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec