全日本空輸株式会社(ANA)は5月28日、5月27日未明に発生した予約・チェックインシステムなどの障害で国内線の欠航が相次いだ件で、同社サイトにお詫びを掲載した。これは、全国の空港などで航空機の発券や搭乗手続きが行えなくなり、130便が欠航したほか306便が1時間以上遅れたというもの。28日にも影響が残り、1便が欠航、9便の出発に遅れが出ている。ANAでは、今回の障害は予約・チェックインシステムなどの国内旅客系ホストシステムと、全国の端末を結ぶ接続系機器のシステムが原因と見ている。接続系機器は5月中旬に更新を行っていたが、これにより処理速度が低下する不具合が発生しており、機器を以前の状態に戻したところ復旧したという。同社では現在、詳細な原因を究明中としている。ANA:お詫びhttp://www.ana.co.jp/topics/notice070527/index.html