愛媛県愛南町は5月18日、住民の個人情報がインターネット上に流出した事件に関し、第3報を発表した。発表によると、流出したデータは株式会社デンケンと委託契約を交わしていたものだが、デンケンは承認を得ずに業務を山口市の山口電子計算センターに再委託、この作業にあたった同センター北九州事業所の元女性職員が自宅にデータを持ち帰り、個人用PCに保存していたことが判明している。また同町では、流出した住民情報のデータ調書を発表している。これによると、流出したデータは旧内海村、旧御荘町、旧城辺町、旧一本松町、旧西海町の住基情報、国民年金情報、老人保健情報などで、旧城辺町の住民に関しては口座情報も含まれていた。総合計件数は142,843件で、実人数は54,850名となる。愛媛県愛南町:愛南町の住民の個人情報の流出に関するお詫びとお知らせhttp://www.town.ainan.ehime.jp/life/life_detail.php?lif_id=973愛媛県愛南町:住民情報漏えいに係るデータ調書http://www.town.ainan.ehime.jp/life/uploaded/pdf/973_pdf2.pdf