トレンドマイクロ、ウイルス感染被害マンスリーレポートを発表 | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

トレンドマイクロ、ウイルス感染被害マンスリーレポートを発表

トレンドマイクロ株式会社は4月3日、2007年3月度のウイルス感染被害マンスリーレポートを発表した。
発表によると、3月のウイルス感染被害の総報告数は7,709件で、先月の6,400件より増加した。数多くのウイルスに被害が分散しながら、Web経由の感染を中心に報告数は全体

製品・サービス・業界動向 業界動向
トレンドマイクロ株式会社は4月3日、2007年3月度のウイルス感染被害マンスリーレポートを発表した。
発表によると、3月のウイルス感染被害の総報告数は7,709件で、先月の6,400件より増加した。数多くのウイルスに被害が分散しながら、Web経由の感染を中心に報告数は全体的に増加している傾向にあり、この傾向は昨年から続いているという。ウイルスごとの被害件数では、1位に前回2位であったバックドア「BKDR_AGENT」が170件、2位には圏外からトロイの木馬「TROJ_VUNDO」が134件、3位も圏外からトロイの木馬「TROJ_DLOADER」が86件という結果となった。

2位の「TROJ_VUNDO」や、3位の「TROJ_DLOADER」、4位の「TROJ_ZLOB」などはいずれもトロイの木馬だが、メールの添付ファイルなどを通じてコンピュータに感染した後、指定されたWebサイトから亜種や別の機能を持つ不正プログラムのダウンロードを行う。
特に最近では、感染コンピュータによるスパムメール代理配信のために、メール送信プログラムやメールアドレス収集プログラムをダウンロードさせる事例が増えている。不正な方法で収集されたアドレスやボットネットなどを利用して送信されるスパムメールは、金銭的な利得を目的としているという。


トレンドマイクロ:ウイルス感染被害レポート - 2007年3月度
http://www.trendmicro.com/jp/security/report/report/archive/2007/mvr070403.htm
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×