IPA/ISEC（独立行政法人 情報処理推進機構 セキュリティセンター）は3月2日、2007年2月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況を発表した。発表によると、2007年2月のコンピュータウイルス検出数は約69万個で、1月の102万個から32.3％の減少となった。また、ウイルスの届出件数は3,098件で、1月の3,513件から11.8％減少した。検出されたウイルスの上位は、1位が「W32/Netsky」（約51万個）、2位が「W32/Nuwar」（約6万個）、3位が「W32/Sality」（約4万個）となった。コンピュータ不正アクセス届出状況では、2007年2月の届出件数は23件であり、このうち実際に被害を受けたのは14件であった。また、不正アクセスに関連した相談件数は50件で、このうち28件が被害を受けている。また、2月の相談総件数は1,019件で、このうち「ワンクリック不正請求」に関する相談が287件（1月は233件）と今までで最悪となった。その他は「セキュリティ対策ソフトの押し売り」行為に関する相談が22件（1月は17件）、Winnyに関連する相談が14件（1月は13件）などとなっている。http://www.ipa.go.jp/security/txt/2007/03outline.html
