RSAセキュリティ株式会社は11月17日、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントが11月11日に発売した「プレイステーション3(PS3)」で稼動するソフトウェアの開発者向けライブラリとして、SSLを組み込むための暗号化ツールキット「RSA BSAFETM SSL-C」とSSLのサーバ認証機能を有効に機能させるRSAルート証明書をライセンスしたことを発表した。これらは「プレイステーション 2」およびPSP(プレイステーション・ポータブル)においても採用されている。PS3はギガビットイーサネットを標準搭載しており、ユーザはネットワークを介して、オンラインサービス「PLAYSTATION Network」を利用できる。このインターネット接続をSSLで保護することにより、接続先であるゲームサイトなどのサーバまでの通信路を暗号化し、個人情報の不正入手や改竄などの行為を防ぐ。ゲームなどのソフトウェア開発者は、ネットワークゲームやオンライン登録などに対するセキュリティを確保することができ、安全で確実なユーザ認証が可能となる。また、RSAルート証明書によって、第三者によるサイトのなりすましなどの不正行為を防ぐことができる。http://www.rsasecurity.co.jp/news/data/20061121.html