株式会社ベクターは11月16日、同社が10月5日に発表したウイルス感染問題に関する再発防止策について、11月15日に実施が完了したと発表した。これは、9月27日に発生した同社サイトのウイルス感染問題に対し、代表取締役社長である梶並伸博を責任者とする社内プロジェクトチームにて、発生経過の分析と問題点の洗い出し並びに再発防止策の徹底的な検討と実施を進めてきたもの。問題点の洗い出しを行った結果、問題点を「ウイルス検出能力」「未知のウイルスへの対応」「公開サーバへのファイル転送処理」「公開準備サーバの独立性の確保」「ウイルス検出時の対応方法の整備」の5点に絞り、それぞれ対策が完了した。同社では、本対策の実施により同社内で発生したウイルスの活動によって感染したファイルが公開される危険はほぼなくなったものとしている。ベクター:弊社サイトのウイルス感染問題に関する再発防止策実施完了のお知らせ http://www.vector.co.jp/info/061116_td.html