IDCジャパン株式会社は11月15日、国内セキュリティアプライアンス市場の予測を発表した。発表によると、2005年の脅威管理アプライアンス市場では統合型脅威管理(UTM)アプライアンスの出荷が急増し、出荷台数が53,254台と2005年に比べ2.5倍以上の成長となった。全体に対する出荷台数でも62.6%を占め、市場の牽引役としての位置が定着したとしている。セキュアコンテンツ管理アプライアンス市場の2005年の出荷台数は2,152台、出荷金額は34.8億円で、2006年に入り急速に市場は拡大しているという。脅威管理アプライアンス市場全体の出荷台数予測として、2005年〜2010年のCAGR(年間平均成長率)は24.3%と非常に高く、2005年の出荷台数85,018台から2010年にはほぼ3倍の252,681台まで増加するとみている。また、2006年以降もUTM製品への集約化が進み、2010年には出荷台数比率が90.3%、出荷金額が472.4億円に達すると予測している。http://www.idcjapan.co.jp/