米Symantec社は11月9日、企業規模を問わず柔軟なサポートオプションを選べる、統一的なエンタープライズサポートサービス体系を発表した。新体系は、企業規模ではなく、顧客企業のビジネスニーズと予算に合ったITリスク管理サービスの提供という視点から新たに構築されたもので、そのレベルに応じて3段階にサービスを分類している。「ベーシックメンテナンス」はもっとも低価格で基本的なサービス。通常の営業時間内のサポートと一部の製品アップグレードを提供するもの。その上位となる「エッセンシャルサポート」は、24時間365日のサポートニーズに対応する標準的なサービス。緊急のIT問題をすばやく解決するために、専門技術者による24時間体制の迅速な対応と必要な製品アップグレードを提供する。最上位の「ビジネスクリティカルサービス」は、オンサイトサポート、個々の顧客に合わせて作成されるアカウントプラン、上級サポートエンジニアによる直接対応など、プロアクティブなサービスを組み合わせたもので、ミッションクリティカルな問題への確実な対応、迅速な解決を目指すというもの。新体系は、グローバル規模のサポートチームの支援により、世界中で同社のエンタープライズ製品すべてに対応が可能。同社は、今後、この新サポート体系を通して顧客企業のIT利用におけるリスク抑制に貢献していく。http://www.symantec.com/ja/jp/about/news/release/article.jsp?prid=20061109_01