日本テキサス・インスツルメンツ株式会社(日本TI)は9月13日、ギガビット・イーサネットに対応するIP電話向けソリューション「TNETV1051」を発表した。本製品は、システム・オン・チップ(SoC)とIP電話ソフトウェアを組み合わせたもの。企業ユーザ向けに特にセキュリティ機能と音声品質が強化されており、機器の仕様に柔軟に対応できるDSPプラットフォーム上で設計されている。VoIPプラットフォームへの統合を重視し、FXSおよびT.38ファックス・リレーのような一連のゲートウェイ的な機能を備えることで、IP電話間、あるいはアナログ電話からIP電話へのファックス送受信を実現する。また、独自のスタティック・パケット・フィルタ(SPF)をIP電話に搭載することでDoS攻撃に対応し、ネットワークのセキュリティが確保されているという安心感と保証を企業ユーザに提供する。http://www.tij.co.jp/news/sc/2006/scj_06_069.htm