AOLが、利用者が3ヵ月の間に行ったインターネットサーチの詳細データをhttp://research.aol.comでポスティングしたとして波紋を読んでいる。発表されたのは、65万人のユーザーおよび2000万件のクエリーから構成されるデータのテキストファイルだった。AOLの研究用サイトでファイルが公開されたが、その後、削除されている。クエリーとは、データベース管理システムに対して問い合わせる検索条件を文字列として表したものだ。ポスティングされたのは7月末のことで、3月から5月までの3ヵ月間の検索に関するデータが発表された。この、http://research.aol.comは研究者がインターネット上で情報を探す方法を伝えるためのAOLのウェブサイトだった…【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】──(この記事には続きがあります。続きはScan本誌をご覧ください)http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec