西日本プラント工業株式会社は6月12日、同社社員の個人用PCから火力発電所点検作業手順書様式などの書類がWinnyウイルス感染により流出していることが判明したと発表した。流出した情報は、作成途中の九州電力株式会社苅田発電所パワーセンター(大型モーター用スイッチ)の点検作業手順書様式(A4版 16枚)。なお、重要な技術情報や個人情報などの機微情報は含まれていないとしている。これは、2006年1月に同社員が会社で個人用のUSBメモリを使用し、その際に同情報が混入した。その後自宅のPCがWinnyウイルスに感染し、情報が流出したという。同社では2006年4月の情報流出以降、徹底した対策を推進しているが、今回の流出はそれ以前に発生したものであった。西日本プラント工業:火力発電設備に関する点検作業手順書様式の情報流出についてhttp://www.npc21.jp/press/press_20060612.html