株式会社野村総合研究所(NRI)は5月23日、埼玉県から委託されている自動車税収納代行業務において、個人情報を含む「自動車税納付書」を郵送した際に行方不明となったことを確認したと発表した。この納付書には5名の納税者の個人情報が記載されており、この情報が流出した可能性があるとしている。この代行業務とは、コンビニエンスストアにおいて自動車税の収納を行う業務に関し、コンビニで納められた税金の収納データの加工と県への配信、収納金の県への払い込みなどを県からの委託を受けて行うもの。今回、この自動車税収納代行業務において、バーコード読み取りテストを依頼された際、個人情報を含む自動車税納付書(サンプル納付書)をコンビニへ郵送した際に行方不明となった。同社では、関係各位に深くお詫びするとともに、再発防止を徹底するとしている。しかし、郵送時に紛失することも問題であるが、「本物」の自動車税納付書を「サンプル」として使用していることも問題である。NRI:個人情報を含む自動車税納付書が行方不明になった件についてhttp://www.nri.co.jp/news/2006/060523.html