東京電力株式会社は5月18日、同社の原子力に関する情報がネットワーク上に流出していることが判明したと発表した。これは原子力安全・保安院より連絡があり発覚したもので、同社福島第一原子力発電所の職員が研修資料のデータを個人用PCに保存していたところ、このPCがWinnyウイルスに感染し、流出した。流出した情報は、原子力発電所の運転員がプラントの運転管理を行うための研修用として、社外の研修機関が作成した資料であり、核物質防護に関する機微情報は含まれていないという。東京電力:当社社員の個人所有パソコンからの原子力に関する研修資料の流出についてhttp://www.tepco.co.jp/cc/press/06051803-j.html