経済産業省は、ウイルス・不正アクセスの届出機関として指定している情報処理推進機構(IPA)がまとめた、2006年3月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況を公表した。なお、これは経済産業省告示2号「コンピュータウイルス対策基準」および第3号「不正アクセス対策基準」に基づいたものとなる。届出状況によると、3月のウイルスの検出数は約256万個で、2月とほぼ同じであったが、届出件数は4270件と、2月より1.2%減少している。なお検出数の第1位はW32/Netskyで約203万個、2位はW32/Mytobで約29万個、3位はW32/Bagleで約9万個であった。また3月の不正アクセス届出状況は38件、うち被害のあった件数は10件。被害届出の内訳は侵入6件、その他4件であった。http://www.meti.go.jp/press/20060405002/virus%20march-set.pdf