セコムトラストネット株式会社は、すでに本誌で報じた通り、株式会社ディー・エヌ・エーが運営する大手オークション&ショッピングサイト「ビッダーズ」に、インターネット上の身分証明書となるクライアント証明書「セコムパスポート for Member」を導入すると発表した。
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セコムトラストネット株式会社は、すでに本誌で報じた通り、株式会社ディー・エヌ・エーが運営する大手オークション&ショッピングサイト「ビッダーズ」に、インターネット上の身分証明書となるクライアント証明書「セコムパスポート for Member」を導入すると発表した。
「ビッダーズコマースエンジン」への加盟店舗対象に、昨年より進められてきた個人情報保護管理体制強化の一環として、「セコムパスポート for Member」を2006年3月末より導入する。大手総合ショッピングモールでクライアント証明書を導入するのは、初の試み。
従来、「ビッダーズ」へのアクセスはIDとパスワードによる個人認証が採用され、個人情報を扱うページにはSSLによる暗号化通信が実施されてきた。そして今回、スパイウェアなどからの危険を回避するため、「ビッダーズ」にアクセスできるのは、店舗ごとに発行するクライアント証明書「セコムパスポート for Member」をインストールしたパソコンからのみとする端末認証方式が採用された。これにより取引情報に含まれる個人情報関連のページも安全に閲覧することができる。 また、スパイウェア等によりパスワードが漏洩した場合でも、「セコムパスポート for Member」を導入したパソコン以外からは、クレジットカード情報を含む個人情報へアクセスができないため、個人情報保護管理体制の強化が実現されるという。
報道資料 http://www.secomtrust.net/news/2006/ns_biddershodo_20060301.html セコムパスポート for Member http://www.secomtrust.net/news/2006/ns_pfm_20060301.html ビッダーズ http://www.secomtrust.net/news/2006/ns_bidders_20060301.html
《ScanNetSecurity》