日本ヒューレット・パッカード株式会社は2月23日、AMDプロセッサを搭載したシンクライアント「HP Compaq t5720 Thin Client」の販売を同日より開始したと発表した。同社シンクライアントは、Windows Serverのターミナルサービスなどを用いて行う「サーバベースドコンピューティング」、ブレードPCと組み合わせて実現するクライアント統合ソリューション「HP CCI」の、クライアント端末として最適化されていることが特徴。今回発売する製品は、AMD Geode NX 1500プロセッサを搭載し、従来のシンクライアントよりも高い処理性能を低消費電力で実現する。また、HDDだけでなく冷却ファンなどの駆動部品も搭載しておらず、低騒音で高い耐障害性を実現している。筐体には、エアフローを考慮したメッシュ形状のものを採用し、高い通気性を確保した。http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2006/fy06-057.html