15ヵ月にわたり個人情報が無関係の企業へ送付 | ScanNetSecurity
2024.04.25(木)

15ヵ月にわたり個人情報が無関係の企業へ送付

2月5日、米国市民の社会保険番号、口座番号などの極秘情報が、カナダ、マニトバ州の小さい会社に誤ってファックスされていたことがわかった。

国際 海外情報
2月5日、米国市民の社会保険番号、口座番号などの極秘情報が、カナダ、マニトバ州の小さい会社に誤ってファックスされていたことがわかった。

受信していたのは、マニトバ州の州都ウィニペグから北に15kmのロックポートという小さな町のNorth Regent Rx。自宅でハーブ薬を販売する小さい会社だ。送付されてきた書類は大量で、机に置くと高さ60cm分にもなる。「記載されている情報には、給与や住所などもあったので、どれくらいの収入があり、どこに住んでいるかもわかった」と、経営者のジョディ・バックスマイヤーは語っている。

書類の宛先は、プルデンシャル生命保険(Prudential Financial)で、バックスマイヤーが約15ヵ月前にNorth Regent Rxという会社を始めてすぐから、送付されていた。記載されていた米国市民は、メリーランド、オハイオ他、広範囲にのぼる。個人情報盗難など考えもしなかったバックスマイヤーは、プルデンシャルに解決を求めたが、問題解決への動きはなく放置されているという。


【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】

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(この記事には続きがあります。続きはScan本誌をご覧ください)
http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec
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