マイクロソフト株式会社は2月15日、2月度の月例セキュリティパッチを公開した。公開されたパッチは7件で、そのうち2件のパッチが最大深刻度「緊急」となっており、ほか5件は「重要」となっている。「緊急」の2件は「Windows Media Playerの脆弱性により、リモートでコー
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マイクロソフト株式会社は2月15日、2月度の月例セキュリティパッチを公開した。公開されたパッチは7件で、そのうち2件のパッチが最大深刻度「緊急」となっており、ほか5件は「重要」となっている。「緊急」の2件は「Windows Media Playerの脆弱性により、リモートでコードが実行される(911565) (MS06-005)」および「Internet Explorer用の累積的なセキュリティ更新プログラム (910620)(MS06-004)」。
Windows Media Playerの脆弱性は、さまざまなバージョンに存在する脆弱性で、Windows Media Playerのスキンに組み込まれた悪意あるビットマップイメージが実行されることで、リモートからコードが実行される可能性がある。また、Internet Explorerの累積的なセキュリティ更新は、Internet Explorer内でのWMF(Windowsメタファイル)の脆弱性に関するもので、Windows 2000およびMe上のInternet Explorer 5.01、5.5の環境に対するパッチとなっている。