株式会社ヒューコムは2月13日、同社社員が電車で帰宅する際にノートPCを入れた鞄が盗難されたと発表した。このノートPCには、延べ1,300件の個人情報などが記録されていた。同社ではJRへの正式な調査依頼、および警察署へ被害届を提出しているが、現在のところ盗難されたノートPCは発見されておらず、また個人情報の第三者による不正使用の事実も確認されていないとしている。紛失したノートPC内の情報には、会社名、部署名、個人名、TEL、FAX、Mailアドレスを含む名刺情報リスト約300件、Mailアドレスやシグネチャ情報を含むメール受発信情報約1,000件、同社または顧客で作成された見積書、提案書などが含まれていたことが判明している。なお、これらの件数には重複分も含まれている。なお、今回紛失したノートPCにはセキュリティ管理の設定がされており、第三者がPC内のハードディスクにアクセスすることは困難になっている。また、ハードディスク、OS、メールソフト、データベースの起動には、それぞれパスワードが設定されているという。ヒューコム:個人情報、取引先情報の紛失についてhttp://www.hucom.co.jp/news/06/HMPR-0601.html