独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は、2005年第4四半期の脆弱性関連情報の届出状況をとりまとめ、発表した。これは、IPAおよび有限責任中間法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は、経済産業省告示「ソフトウエア等脆弱性関連情報取扱基準」に基づいて2004年7月から脆弱性関連情報の取扱いを開始しており、IPAは脆弱性関連情報の届出受付、JPCERT/CCは国内の製品開発者などの関連組織との調整を実施しているからである。発表によると、2005年第4四半期のソフトウエア製品の脆弱性情報の届出は39件(届出受付開始からの累計は133件)、脆弱性を公表していたのは13件(累計54件)。またウェブアプリケーションの脆弱性情報の届出は56件(累計435件)、修正が完了したのは57件(累計234件)であった。すべて前四半期よりも増加している。 http://www.ipa.go.jp/security/vuln/report/vuln2005q4.html