米Fortinet社は、メール専用セキュリティアプライアンスFortiMail製品シリーズに、大企業、大学、MSSP向けモデル「FortiMail-2000」を追加した。また同時に、FortiMailシステム用新ファームウェア「FortiMail2.2」をリリースした。最新ファームの2.2は、コンテンツにチェックサムを適用してスパムかどうかを判断する「チェックサム・ブロックリスト」や、新規メール送付者の「reply to」「from」および「IP」ヘッダーをチェックし、疑わしいメールサーバへの応答を延期する「グレイリスト」等の機能によりアンチスパム機能が一層強化されている。また、法規制遵守のための機能として、メールのアーカイブ/保管機能や詳細なスパム・レポート提供機能が追加されている。この新ファームウェアを搭載した「FortiMail-2000」は、ギガビット・イーサネット・ポートを4ポート装備し、1日当り680万通のメールをスキャンすることが可能な高性能なアプライアンス製品。 http://www.fortinet.co.jp/news/pr/2005/pr121605.html