株式会社ジェイ・エヌ・エスは12月2日、同社のシステムに不具合が発生し、顧客に告知メールを送信する際にBCCではなくCCを設定したため、405名の顧客メールアドレスが全員に確認できる状態で送信した。しかしその後、同社のWebサイトに似せたサイトに誘導、メールアドレス変更を促し個人情報を入力させようとするフィッシングメールが出回った。同社では12月9日に、今回のフィッシング行為について正式に警察署に申立を行った。また、刑事・民事の両面で訴追していく予定だとしている。さらに、同報配信する際はBCC以外の方法では送信できないシステムを導入するとともに、責任の所在を明確にするため内部管理規程を改正、オンライントレード全般について専門に対応するオンラインサポート課を新設した。ジェイ・エヌ・エス:個人情報漏洩に関する対応についての最終報告http://www.jns-online.com/etc/images/keika_12-9.pdfジェイ・エヌ・エス:偽サイトについてhttp://www.jns-online.com/etc/dummy_web.html