マイクロソフト株式会社は11月21日、Telecom-ISAC Japan(財団法人 日本データ通信協会 テレコム・アイザック推進会議)と協力し、駆除ツールの提供から1ヶ月を経過した時点において、20万を超えるAntinnyワームの駆除に成功したことを発表した。 これはTelecom-ISAC Japanの要請を受けたもので、Antinnyワームを「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の削除対象とすることに決定し、10月12日より同社Microsoft Update(Windows Update)およびダウンロードセンター、同社Webページにより、駆除ツールの提供を行っていた。 駆除数は20万だが、PCの台数では11万台だったという。しかも、この数字は全体の4割と言われているため、まだ6万台あまりの駆除が残っていることになる。P2Pソフトは100万人が使用しているという統計があるため、20%近くが感染していたわけだ。感染の原因は、ウイルス対策ソフトやWindowsのアップデートを行っていないためだったという。マイクロソフト、Telecom-ISAC Japan と協力し、20万を超えるAntinny ワームの駆除に成功http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2504マイクロソフト日本のセキュリティチームの Blog:ちょっとこの状況は・・・http://www.exconn.net/Blogs/team02/archive/2005/11/22/5123.aspx