警察庁「@police」は10月25日、サイバーフォースセンターの観測システムで把握したbotnetの観測結果について発表した。発表によると、本年1月1日から6月30日までの間に観測された接続bot数は1,285,247台で、このうち日本は144,512台(約11%)であった。指令サーバが多かったのはアメリカ合衆国で234アドレス、また、日本でも93アドレスとかなり多い。日本国内のbot感染PCおよび指令サーバは、記録されているドメインから個人ユーザと推測されるものが多かったという。DoS攻撃を受けた(対象)国で最も多いのはアメリカ合衆国で、全体の5割を占めている。日本への攻撃は、3,531件中、7件とかなり少なかった。 http://www.cyberpolice.go.jp/detect/pdf/20051025_botnet.pdf