サイバーディフェンス社からの情報によると、マサチューセッツ工科大学のKerberos 5認証システムのバージョン1.4.1以前に含まれているkrb5_recvauth()関数で、リモートから攻撃可能な二重解放の脆弱性が見つかった。これにより、KDC(key distribution center)がクラッシュしたり、任意のコードが実行される可能性がある。この脆弱性に対する攻撃コードは実環境で確認されていない。パッチはリリースされている。暫定処置は公開されていない。特定の状況において、krb5_recvauth()関数は既に解放されているメモリチャンクを再度解放しようとする。攻撃者はこれを利用して、KDC上で権限を引き上げて、任意のコードを実行することができる。※この情報は株式会社サイバーディフェンス ( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。 サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については 下記のアドレスまでお問い合せください。 問い合わせ先: scan@ns-research.jp 情報の内容は以下の時点におけるものです 【15:44 GMT、10、06、2005】