イーバンク銀行株式会社は、スパイウェア等による不正利用の対策として、暗証番号を安全に入力できるシステムとして「ワンタイムセキュリティボード」の導入を開始した。同入力システムは、利用者が0から9までの各数字に対応して英字がランダムに表示される変換表(セキュリティボード)を参照して、暗証番号に該当する英字をキーボードから入力するというもの。数字と英字の組合せは、取引ごとにランダムにボードへ表示されるため、万一、スパイウェア等がPCに侵入し暗証番号に該当する英字を盗まれても、次回以降の取引には使用できず、また暗証番号を直接知られる恐れがない。特別な設定等は必要なく手数料も無料。同銀行では、すでに提供中の利用環境を登録できる「IP制限サービス」と組み合わせることで、安全性が高まるとしている。http://www.ebank.co.jp/kojin/news/press/2005_08_04.html