サイバーディフェンス社からの情報によると、シスコシステムズ社のIOS(Internetwork Operating System)12.xにリモートから攻撃可能な脆弱性が見つかった。これにより、同社のルータで任意のコードが実行される可能性がある。また、脆弱なIOSが稼動している機器がクラッシュする可能性がある。これは設計上の欠陥である。脆弱性に対する攻撃コードは、実環境では確認されていないが、すでに作成されている可能性がある。パッチはリリースされており、暫定処置も公開されている。今回指摘された問題は、IOSのヒープメモリの割り振りに存在する脆弱性など、いくつかの既知の問題を組み合わせたものである。不正なIPv6パケットを受信すると、ヒープメモリの割り振りエラーが発生し、サービス拒否状態になる。また、任意のコードが実行される可能性もある。※この情報は株式会社サイバーディフェンス ( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。 サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については 下記のアドレスまでお問い合せください。 問い合わせ先: scan@ns-research.jp 情報の内容は以下の時点におけるものです 【19:58 GMT、7、29、2005】