サイバーディフェンス社からの情報によると、IBM社のAIXオペレーティングシステムに実装されているTCPプロトコルで、リモートから攻撃可能な脆弱性が見つかった。これにより、システムが不安定な状態になる可能性がある。これは設計上の欠陥であり、その仕様はRFC 793および1323で定義されている。iDEFENSEでは、実環境で攻撃コードの存在を確認している。パッチはリリースされており、暫定処置も公開されている。TCPの実装上の問題により、Reset(RST)およびSYNパケットを精巧に偽装し、TCP通信チャネルを終了させることができる。これまでは、このような攻撃は手間がかかり、大半のネットワークに対しては不可能か、あるいは短時間で実行できないものと思われていた。しかし、最近の情報によると、このような攻撃は数分以内で実行可能であり、成功する確率が高いという。※この情報は株式会社サイバーディフェンス( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については下記のアドレスまでお問い合せください。問い合わせ先: scan@ns-research.jp情報の内容は以下の時点におけるものです【10:37 GMT、7、8、2005】