サイバーディフェンス社からの情報によると、複数のOSディストリビューションに含まれているzlibのバージョン1.2から1.2.2で、リモートから攻撃可能なバッファオーバーフローが見つかった。これにより、プロセスがクラッシュし、任意のコードが実行される可能性がある。iDEFENSEでは、実環境で攻撃コードの存在を確認していない。パッチはリリースされているが、暫定処置は公開されていない。入力ストリームの境界チェックが適切に行わないため、不正なデータによりzlibのバッファがオーバーフローする。これにより、zlibライブラリを使用しているプロセスがクラッシュしたり、不正なファイルを開いたユーザの権限でコードが実行される可能性がある。※この情報は株式会社サイバーディフェンス( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については下記のアドレスまでお問い合せください。問い合わせ先: scan@ns-research.jp情報の内容は以下の時点におけるものです【14:20 GMT、7、9、2005】