サイバーディフェンス社からの情報によると、複数のベンダが実装しているTCPネットワーキングプロトコルで、リモートから攻撃可能な脆弱性が見つかった。これにより、DoS攻撃を受ける可能性がある。これは設計上の欠陥である。iDEFENSEでは、実環境で攻撃コードの存在を確認している。パッチはリリースされており、暫定処置も公開されている。攻撃者は、タイプ3「Destination Unreachable」でコード4「Fragmentation Needed and Don'tFragment Set」のICMPメッセージを偽装することにより、MTUの値を低下させることができる(パケットがフラグメントされないので、MTUの値を小さくして、フラグメントが必要ないようにパケットを小さくする必要がある)。この攻撃が複数回実行されると、パケットサイズが100バイトまたは10バイトにまで小さくなり、接続速度が急激に低下する。※この情報は株式会社サイバーディフェンス( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については下記のアドレスまでお問い合せください。問い合わせ先: scan@ns-research.jp情報の内容は以下の時点におけるものです【06:44 GMT、7、8、2005】