サイバーディフェンス社からの情報によると、シスコシステムズ社のIOS(Internetworking Operating System)の複数のバージョンに含まれているRADIUS認証機能で、リモートから認証が迂回される脆弱性が見つかった。これにより、認証を受けていないユーザによって、脆弱なバージョンのIOSを起動しているデバイスがアクセスされる可能性がある。攻撃コードの存在は確認されていないが、攻撃は容易に実行することができる。パッチはリリースされており、暫定処置も公開されている。RADIUSは、AAA(Authentication、Authorization、Accounting)というネットワークセキュリティサービスで、複数のバージョンのIOSに含まれている。AAA RADIUS認証に対してフォールバックメソッドが使用されていない場合に問題が発生する。攻撃者はRADIUSに長いユーザ名を送信するだけで、ローカルアクセスを行うことができる。※この情報は株式会社サイバーディフェンス ( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。 サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については 下記のアドレスまでお問い合せください。 問い合わせ先: scan@ns-research.jp 情報の内容は以下の時点におけるものです 【19:23 GMT、6、29、2005】