NTTコムウェア株式会社は6月22日、マンション各戸の玄関ドアにLinuxサーバを組込み、遠隔での指紋照合を可能にした「指紋認証型マンション入館システム」を株式会社シーモンと開発、提供を開始する。本システムは、NTTコムウェアの超小型Linuxサーバ「L-Box」の技術を応用したシステム。マンション集合玄関では、入居者が部屋番号を入力、指紋照合を行なうと、ネットワークを経由して各戸の玄関に登録されたデータと照合され、マンションに入館できるというしくみ。指紋情報は、各戸の玄関に設置されている指紋認証装置で登録・管理が行えるため、登録作業の簡素化が図れるほか、指紋情報を一箇所で集中管理しないため、プライバシー保護や全指紋情報の盗難の事態を回避できる。 http://www.nttcom.co.jp/news/pr05062201.html