サイバーディフェンス社からの情報によると、複数ベンダのOSディストリビューションに含まれているApache Software FoundationのSpamAssassinに、リモートから攻撃可能な脆弱性が見つかった。これにより、DoS攻撃を受ける可能性がある。これは設計上の欠陥である。iDEFENSEでは、この問題に対する攻撃コードの存在を確認していない。また、ベンダからパッチがリリースされているが、暫定処置は公開されていない。この脆弱性はlib/Mail/SpamAssassin/Message.pmに存在し、マルチパートメッセージのヘッダと本文が適切に分離されないために発生する。MIME境界が存在しないメッセージが解析されると、メッセージ全体がヘッダデータのブロックとして処理される。このため、非常に長いメッセージが処理されると、大量のリソースが消費される。※この情報は株式会社サイバーディフェンス( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については下記のアドレスまでお問い合せください。 問い合わせ先: scan@ns-research.jp 情報の内容は以下の時点におけるものです 【11:31 GMT、6、17、2005】