WindowsのHTML Helpでリモートから任意のコードが実行可能なバッファオーバーフローが見つかる | ScanNetSecurity
2024.03.28(木)

WindowsのHTML Helpでリモートから任意のコードが実行可能なバッファオーバーフローが見つかる

サイバーディフェンス社からの情報によると、マイクロソフト社のHTML Help機能でリモートから攻撃可能なバッファオーバーフローが見つかった。これにより、任意のコードが実行される可能性がある。攻撃者は、ms-itsまたはmk:@MSITStoreという形式でHTML helpファイルにリ

製品・サービス・業界動向 業界動向
サイバーディフェンス社からの情報によると、マイクロソフト社のHTML Help機能でリモートから攻撃可能なバッファオーバーフローが見つかった。これにより、任意のコードが実行される可能性がある。攻撃者は、ms-itsまたはmk:@MSITStoreという形式でHTML helpファイルにリンクするHTMLリンクを作成することにより、HTML helpファイルをページ内の特定のセクションまたはエリアで開くことができる。この問題はサイズフィールドが適切に処理されないために発生する。0xFFFFFFFDのようなサイズの大きいdword値が使用されると、バッファオーバーフローが発生する。これにより、大量のメモリ領域がコピーされ、ページの境界を越えて、ヒープメモリが上書きされる。


※この情報は株式会社サイバーディフェンス( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。
サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については下記のアドレスまでお問い合せください。
 問い合わせ先: scan@ns-research.jp
 情報の内容は以下の時点におけるものです
 【21:21 GMT、6、15、2005】
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×