米MasterCard Internationalは6月17日(現地時間)、4千万件以上のクレジットカード情報が盗難されたと発表した。同社では、盗難は米アリゾナ州の支払データ処理業者である「CardSystems Solutions」で発生したもので、ネットワークのセキュリティ上の脆弱性を悪用して犯人が内部に侵入、カード保有者の情報を盗み出したとしている。この情報には、マスターカードの情報が1,400万件弱、VISAカードの情報が2,200万件前後の顧客情報が含まれており、6万8,000件に不正使用の恐れがあるという。また、日本国内の提携カード情報も流出した可能性があり、各社が調査を進めている。マスターカードhttp://www.mastercard.com/jp/ UFJカード:アメリカでの顧客情報流出に対する一部のお客様のUFJカードの差し替えについて(2005年6月20日)http://ufjcard.com/link/link_vmj.asp?link=../news/cont_master.html NICOSカード:米国のカード事務処理会社からの情報の流出についてのお知らせhttp://www.nicos.co.jp/ オーエムシーカード:米国でのカード情報の一部流出についてhttp://www.omc-card.co.jp/master_050620.html