サイバーディフェンス社からの情報によると、シマンテック社のWindows版のpcAnywhereにローカルで攻撃可能な脆弱性が見つかった。これにより、任意のコマンドが実行される可能性がある。これは設計上の欠陥である。pcAnywhereは、[Host Properties Settings]のタブオプションの[Launch with Windows]を選択することにより、Windows上でサービスを起動する。この設定の場合、pcAnywhereはLocal System権限で起動する。また、リモートのホストと接続した際に、このホストに対してコマンドの実行を許可し、コマンドはpcAnywhere上で設定できる。これら2つの設定を利用することにより、システムへのアクセスが可能なローカルユーザは、pcAnywhereのCallder Properties設定を書き換えて、任意のコマンドを実行できる。※この情報は株式会社サイバーディフェンス( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については下記のアドレスまでお問い合せください。 問い合わせ先: scan@ns-research.jp 情報の内容は以下の時点におけるものです 【21:49 GMT、6、11、2005】