サイバーディフェンス社からの情報によると、Macromedia社の複数の製品のMicrosoft Windowsバージョンに、ローカルで権限が引き上げられる脆弱性が見つかった。これにより、Systemレベルの権限で任意のコードが実行される可能性がある。Macromedia社の複数の製品のインストーラは、eLicensingクライアントをインストールする際に、Macromedia Licensing Serviceも同時にインストールする。このサービスは、Local System権限で実行される。Licensing Serviceには、ACL(アクセス制御リスト)が含まれている。これは、WindowsのUsersグループのメンバーに対して、サービス設定の変更を許可している。設定の中にあるpath to executableという項目は、サービスが起動するときに実行するコマンドを指定している。この項目を変更することにより、不正なユーザはLocal System権限で任意のコードを実行することができる。※この情報は株式会社サイバーディフェンス( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については下記のアドレスまでお問い合せください。 問い合わせ先: scan@ns-research.jp 情報の内容は以下の時点におけるものです 【23:47 GMT、6、9、2005】