東日本電信電話株式会社(NTT東日本)は、企業や公共機関における業務用パソコン(クライアントPC)のセキュリティ対策を強化する「検疫ソリューション」の提供を開始した。同ソリューションは、ユーザの通信ネットワーク内にクライアントPCの接続基準をチェックするための「検疫ネットワーク」を構成し、セキュリティパッチ適用状況やウイルス定義ファイル等のチェックを行い、一定の基準をクリアしないクライアントPCについては社内ネットワークへの接続を拒否するというシステム。「検疫ネットワーク」は、同社が独自開発した、VPNとパーソナルファイアウォールを動的に制御する方式により構成され、既存の通信ネットワークに大きな変更を加えることなく導入できる。なお、現在はクライアントPCの端末認証と利用期間によるチェックを行う「ベーシックタイプ」を提供中。セキュリティ状態のチェックも行う「アドバンスドタイプ」は8月より提供予定。価格は700万円〜。 http://www.ntt-east.co.jp/release/0506/050602c.html